アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

絶望的だった胚移植後の妊娠判定

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

代理母胚移植に立ち会ったというお話を前回しました。

胚移植後は、約1年半ぶりの代理母との再会の余韻に浸る間もなく、日本帰国の途につかなければなりませんでした。幸い、キリ子さんが空港まで車で送ってくれたので、アメリカを離れる最後の最後まで、取り留めのない話をすることができました。

 

 

1泊3日の弾丸アメリカ旅行に疲れて、帰りの飛行機ではぐっすり寝ていた息子。バシネット(簡易ベッド)は、1歳半の息子には少しきつそうでした滝汗

 

 

因みに、生後すぐにアメリカから日本へ帰ってきた時の写真がこちら。まだ小さかったので、バシネットの中に余裕があるのが分かります。ただ、この時は、バシネットに入れるとすぐに泣いてしまったので、13時間のフライト中ほぼずっと腕で抱えていました。

 

帰国後は慌ただしい日常に戻り、あっという間に時間が経っていきました。そして胚移植から2週間後、IVFクリニックから、「Results」というタイトルのメールが届きました。hCGテストの結果だと思い、すぐに内容を確認してみると、1行目に「positive(陽性)」という言葉が目に入り、一瞬胸が弾んだのですが・・・

 

2行目に書かれてhCG値を見て、一気にどん底に突き落とされました。その数値は43。hCG値が50未満だと、妊娠継続率は35%以下だと言われていて、期待をほとんど持てないからです。

予兆はありました。前回は、妊娠判定前にキリ子さんが自分で妊娠検査薬使って調べていて(フライングしていて)、「陽性だったよ」と事前に連絡をくれていたんですが、今回はそれがなかったんですよ。恐らく今回もフライングしていたはずなんですが、陽性反応が出なくて、結果を教えてくれなかったんじゃないかと思います。

 

hCG値が低いことはキリ子さんも認識しているはずなので、それでも喜んでいるふりをして「おめでとう」と言うべきか、それとも冷静に「次回の検査まで様子をみよう」と無難な声がけをするか迷ってしまいました。<続く>