アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

化学流産からの胚移植再チャレンジ

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

シブリングジャーニーのことを書いていながら、不妊に関する迷信や日本の性教育に対する想いが強くて、前回少し脱線してしまいました。今日からまた本題に入ります。

 


2w0dのhCG値が43だった時点で、妊娠継続率は35%未満だと覚悟していたので、その2日後に再度血液検査をして、化学流産が確定した時には、それほどショックはありませんでした。

 

それよりもキリ子さん(代理母)の様子が気になりました。身体的に辛いことはないだろうか。精神的に罪悪感を感じていないだろうか。何と声をかけてあげるのが良いのか分かりませんでしたが、結果がどうであれキリ子さんには感謝していることと、自分のリカバリーを最優先にして、後のことは落ち着いてからIVFクリニックと相談しようという自分の率直な気持ちを伝えました。

 

エージェントもクリニックもこういう状況には慣れているせいか、感情的にも事務的にもなり過ぎない、ちょうど良い塩梅の声がけをキリ子さんにしていました。

 

この時点で残っていた胚盤胞は6個。まだ余裕があったので、自分の中では代理母を変えるという選択肢はありませんでしたし、キリ子さんも次の胚移植に対して前向きだったので、化学流産が確定した数週間後には、すぐに次のサイクルに向けた調整が始まりました。

 

ちょうどその頃姉の命日を迎えていたので、1回目の胚移植の結果報告を兼ねて、姉の墓参りに行ってきました。実は、第2子が生まれたら、姉の名前から1字拝借することを以前から決めていました。だから、諦めずに次の胚移植に臨むことも伝えました。

 

5月下旬に、血液検査や経膣超音波検査でキリ子さんのコンディションを確認し、問題がなかったため、予定通り6月中旬に2回目の移植をすることにしました。

 

今回移植予定の胚盤胞は、前回と同じくグレードが4AAで、PGT-Aでも正常と判定されたものだったので、次こそうまくいくことに信じて2回目の胚移植を迎えました。<続く>