アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

陰性後に悩んだ次の胚移植

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

 

表面的には気丈に振る舞って、キリ子さん(代理母)にも心から感謝の気持ちを伝えましたが、貴重な胚盤胞がどんどん減っていき、内心は穏やかではありませんでした。

 

毎回移植の結果が出ると、IVFクリニックの担当医と面談があり、前回は迷わず2回目の移植サイクルに臨む旨を伝えましたが、今回は沢山の疑問があったので、それを先生にぶちまけました。

 

「第1子の時は一発で妊娠できたのに、今回うまくいかないのはなぜ?」

「残っている4AAグレードの胚盤胞は1つ。それをまたキリ子さんに託しても良いの?それとも新しい代理母を探すべき?」

代理母を変えるとしても、キリ子さんが傷つかないか心配」

 

最初の質問の答えは「正直分からない」でした。第1子の時からキリ子さんが2歳年をとった以外は条件はほとんど変わっておらず、移植前の検査結果はどれも良好。医者としてもなぜうまくいったのは特定できないと言われました。

 

2番目の質問に対しては、「この状況を考えると、医者としては代理母変更を勧めるし、他のIPも同じ選択をすることが多い」という回答でした。原因が分からないということは、改善案の立てようがないということなので、理にかなっています。

 

3番目の質問に対しては、「代理母変更を希望するなら、まずクリニックから代理出産エージェントに話をして、そして双方からキリ子さんに丁寧に説明する」ということでした。息子を産んでくれたキリ子さんを信じ続けたいという想いと、これ以上貴重な胚盤胞を勝率の分からない賭けに使えないという葛藤の間で自分の心は揺れました。

 

エージェントにも代理母変更を視野に入れてると伝えたところ、「2回失敗しただけで変更するのは時期尚早」と返ってきました。エージェントとしては、医者の判断で代理母変更となった場合には、無償で代わりの代理母を探さないといけないから、極力避けたいのかなと感じました。

 

もう1度キリ子さんに胚移植をお願いするかしないか悩んでいると、彼女の方から連絡がきました。<続く>