アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

姉に別れを告げてから1年経過

姉が昨年癌で突然他界してから、1年が経ちました。つい昨日まで姉といたような感覚と、もう何年も会っていないような感覚が入り混じって、とても不思議な感覚です。

 

良くも悪くも姉のいない「新常態」にも慣れてきて、1年前のように突然涙が出てくることはなくなりましたが、いまだに一部残っている遺品の整理をしていると、ふと姉を思い出し、胸が締め付けられるような気持ちになることがあります。

 

姉は未婚で子供もいなかったので、合同墓地に納骨して、永代供養してもらうことを考えていました。でも、それだと精神的にも姉との繋がりが切れてしまうような気がして、お墓を建てることにしました。

 

犬の散歩をしている時に通りかかった近所のお寺が、たまたま墓地を分譲していたので、早速見学に行ったところ、なんと姉が趣味で長年続けていた茶道と関係の深い由緒あるお寺だということが分かりました。これは何かの縁だと思い、家族に相談して、迷うことなく購入しました。

 

自分は無宗教であまり墓参りをするような人間ではなかったのですが、姉が亡くなってからは(無宗教であることに変わりはないものの)精神的に繋がっていたいと思うようになり、月命日に毎月供養に行って、墓石を磨きながら姉に心の中で話しかけています。

 

この1年間、姉の死に無気力になってしまい、ワンオペ育児の忙しさもあり、ブログの更新も止まっていました。でもようやく気持ちの整理ができてきたので、これからまた少しずつブログを書いていきたいと思います。

お墓・墓石のイラスト(日本)