アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

ピアノを習わせるなら日本人の先生は避けるべき?

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

以前息子がピアノの体験レッスンを受けた際に、あまりに先生が厳しすぎて申し込まなかったという話をしました。

 

その教室は日本の某音楽教室のメソッドを採用していて、しっかり教えてくれると地元の人からも評判が良かったのですが、先生がメソッドに固執しすぎていて(というよりそもそも子供慣れしていなくて)、当時まだ3歳になったばかりの息子には全く合いませんでした。

 

このままだとピアノに対して苦手意識を持ってしまうと思い、数週間後に別の教室を見つけ、体験レッスンを受けさせました。レッスン中は自分も同席したのですが、息子は先生の言うことを聞けず好き勝手に鍵盤を叩いていました滝汗ただ、日系の教室と違い本人が楽しそうに参加していたので、途中で教室を抜け出し、受付で3ヶ月分のレッスンを申し込みました。

 

ところが、体験レッスン後、先生からは集中力の低さを指摘され、ピアノのレッスンを始めるのはまだ幼過ぎると言われてしまたのです笑い泣き

 

でももうレッスン料を払ってしまいましたし、このままだとピアノ教室難民になってしまいます。それに、営利主義に走らない教室を見て、余計のこの教室で学ばせたいという想いが強くなります。(先生が合わないにも続けることを勧められました日系教室には逆に不信感を持っていました。)

 

せめてあと数回だけ通わせてみて、それでもやはり集中力が続かないようであればレッスンを中断することを約束して、レッスンを開始したという経緯がありました。

 

それから2ヶ月。

 

中国語や算数といった他の習い事と比べて元々ピアノに対する興味が薄いのか、それてもレッスンの時間が午後になることが多いので、途中で眠たくなってしまうからなのか、やっぱり集中力にムラがありますおいでニヤニヤそれでも本人は毎週楽しそうに通っており、先生からも体験レッスンよりは意欲的に取り組んでいる(=レッスンを続けましょう)と言われています。

 

この先生は現地の人なのですが、とにかく優しくて、息子の気分が乗らない時は、教本から離れて息子が楽しめるように工夫してくれます。日本人の中には、しっかり教本に沿って教えてほしいと考える人もいるかもしれませんが、自分にとってはこの柔軟性が大変ありがたいのです。

 


↑今はひたすら基本の指使いでドレミを弾くだけの単調なレッスンですが、先生が毎回気分を盛り上げてくれます

 

我が家の教育方針は「『好き』を見つけて伸ばすこと」です。好きにさせることが先決なので、ルールに縛り付けて厳しくやることで息子がピアノ嫌いになってしまうようでは困るのです。

 

そう言えば最近読んだ同じく海外で子育てをされている方のブログで、アジア人の先生にピアノを習うと、確かに技術力は上がるけど、本人のやる気が育たないから、アジア人の先生にするかしないか悩んでいるというような内容が書いてありました。うちだったら迷わず後者にしますねウインク

 

先生にも個性があるので、「日本人だから」「アジア人だから」と一括りにしてはいけないですし、子供の特性や目的によっては、厳しい先生の方が良い場合もあります。大切なのは、子供をじっくり観察しながら、その子に合った環境を親が整えてあげることではないかと思います。