アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

ベビーシッターから金を無心される気弱な日本人

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

働きながらのワンオペ育児は限界があるので、週3日数時間ほどベビーシッターに来てもらっています。

 

プロだから当然なのかもしれませんが、子供の扱いが本当に上手で、息子が愚図りそうな時でも、うまく対応しながら、遊んだりご飯を食べさせたりしています。

 

彼女は自分と同じひとり親で、祖国に一人息子を置いて出稼ぎに来ています。稼いだお金はほとんど仕送りしているので、当然自分自身はギリギリの生活をしています。

 

なので予期せぬ出費があると金欠になってしまうことがあり、給与の前払いをしてあげたことも何度かありますし、スマホが壊れて使えなくなってしまった時には、彼女の給与1ヶ月分相当額のスマホをあげたこともあります。

 

給与の前払いに関しては、既に働いた分の対価だけ払ったので問題ありませんし、スマホに関しては、ボーナス代わりにあげたと思うようにしています(こちらでは年に1回、1ヶ月の給与分のボーナスを渡す習慣があります)。

 

そんな彼女が最近ある病に罹ってしまい手術が必要になりました。手術は日本円にして60万円かかるそうで、彼女の給料に換算すると3ヶ月分くらいになるのではないでしょうか。だからこの数週間うちにくる度に「医療費が払えるか分からない」とか「(安い)公立病院に紹介状を書いてもらおうか悩んでいる」と嘆いています。

 

病気については可哀想だと思いますし、お金の話も1度であれば付き合いますが、それが何度も続くと、お金を貸して欲しいのかなと勘繰ってしまいますよね。

 

彼女は以前にも家族が交通事故に遭ってしまった際、その手術代を貸してくれないかと相談してきたことがありました。日本人的な感覚だと、雇用主にお金の相談をするのはあまり良くないことですが、どうも彼女の国では一般的なことのようです。相談された方も、嫌ならキッパリと断って、その後はお互い何事もなかったかのように振る舞うそうです。

 

自分は聞かれるまで自分からお金が必要か聞くつもりはないですが、聞かれた時にどう対応しようか悩んでいます。みなさんだったらどうしますか?