アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

アラフィフシンパパ大学院受験する(学校選び編)

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

大学院受験することに腹を括った自分がまずしたことは、受験する学校選びです。自分が求めた条件は次の6つです。

 

①勉強する領域において全米で上位5校に入る

せっかく時間とお金をかけて学校に戻るなら、レベルが高い環境でやりたいのと、大学院後の就職活動を考えた時に、誰もが分かる学校を卒業していないと、インパクトに欠けるというのが理由です。

 

②企業と太いパイプがある

これも卒業後の就職活動を見据えてのことですが、在学時からネットワーキングイベントに参加したり、共同研究の提案をするつもりなので、そうした産学連携の機会があるかどうかを調べました。学校によっては、優秀な研究者を輩出することに重きを置いているのか、あまり企業とのネットワークをアピールしていないところもありました(名門校なので企業の方から寄ってくるだけなのかもしれません)。

 

③息子を通わせたい幼稚園がキャンパス近くにある

息子は現在国際バカロレア(IB)カリキュラムの学校に通っているので、理想はIB校、それが無理ならIBと同じように批判的思考や探究心を重視している学校があるかを調べました。アメリカにはIB校が少なく、3〜4歳を対象にしたところとなるとほぼないので、大学付属の幼稚園や周辺のモンテッソーリ校まで調査の対象範囲を広げました。

 

④1年で学位が取れる

修士課程だと1〜2年間のプログラムが主流ですが、2年間無収入になるのは自分の経済状況を考えるときついので、原則1年で終わるプログラムを探しました。

 

GREスコアが必須ではない

GREとはアメリカの大学院受験生を対象にした英語と数学の共通テストで、以前はスコアの提出がほぼ必須でしたが、最近では共通テストのスコアが受験者の能力を測るのに公平な物差しではないという考えから、オプションまたは提出させない(送られてきても選考に加味しない)学校も増えてきました。自分が大学院受験を決めたのは昨年11月で、この時点で既に願書締切まで1ヶ月半を切っていました。短期間でGREの試験対策をするのは難しいと判断し、GREスコアの提出が求められていない学校に絞りました。

 

⑥近隣に日本人学校または日本領事館がある

日本人学校や領事館があるということは、それなりに大きい日本人コミュニティがあって、ワンオペ子育てには欠かせない日本人のベビーシッターや日系スーパーが見つかりやすいだろうと考え、これも選定要素のひとつとして参考にしました。

 

これらの条件を全て満たす学校は2校しかなく、最終的に両方とも受験することにしました。<続く>