アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

区役所の人からされた意外な提案

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

会社を辞めた後、健康保険を任意継続に切り替えたお話をしましたが、会社を退職後にした手続きが他にもいくつかあります。

 

そのひとつが年金で、退職後すぐに他の会社に転職するなら、その会社の厚生年金に加入することができますが、1日でも離職期間があると国民保険への切り替えが必要になります。

 

切り替えは退職翌日から14日以内に行わなければいけないのですが、人事機能が手薄な前職の会社。GWを挟んでしまったこともありますが、手続きに必要な離職票が届くのが遅れていて、なかなか手続きができないました。

 

前回一時帰国した時にようやく離職票が届いたのですが、他の用事に追われて区役所に行けなかったので、今週また日本へ一時帰国しています。

 

厚生年金から国民年金の切り替えに必要な書類は、本人確認書類、基礎年金番号通知書または年金手帳、そして離職日が確認できる書類の3点です。

 

区役所の職員に書類を渡して待っていると、端末を叩いて情報を確認していた職員の手が急に止まって、「サロカツさん国民年金の免状申請しますか?」と自分に聞いてきました。

 

どうやら所得に応じて保険料の全額または一部が免除される制度があるらしく、審査が必要ではあるのですが、ひとり親家庭であることと自分が会社からリストラされたことから、申請すれば恐らく全額免除してもらえるのではないかということらしいです。

 

保険料は月額17,510円、年間約21万円。大学院留学で貯金がほとんどなくなる自分にとっては、決して少ない額ではありません。納付免除してもらえるならそれに越したことはありませんが、将来もらえる年金額が下がるというデメリットもあります(保険料を納付していないのですから当然です)。

 

申請しようかどうか迷いましたが、年金に期待しているわけでもないし、今は少しでもお金の心配なく修士課程を終わらせたいので、免除申請することにしました。

 

ただし、審査には2〜3ヶ月かかるらしく、その間は督促状が届いても払わなくていいと伝えられました。更に、今回申請するのは令和6年度分(令和7年6月分まで)で、令和7年度分の免除申請は7月以降に改めてしなければ行けないそうです。その頃にはもう日本にいませんが、郵送でも手続きができるようなので、家族に代理でお願いしようと思います。

 

まだ免除が決定したわけではありませんが、区役所職員の提案には助かりました。ひとり親や整理解雇といったフラグが立った人には免除申請を案内するというマニュアルになっているのかもしれませんが、区民に寄り添って対応してもらえた感じがして嬉しかったです。