1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻♂️
息子の幼稚園のクラスでは、週替わりで生徒の保護者や年上の兄弟が教室に来て、読み聞かせをするという恒例行事があります。
日本だったら、周りの様子を伺いながら、頼まれるまでは知らないふりをする保護者が多そうですが、息子の学校は教育熱心な親が多いせいか、このようなイベントがあるとみんな率先してやりたがります。
自分も先学期にやろうとしたところ、既に枠が埋まっていて、年明けまで待たなければなりませんでした。
1家庭2回担当できるだけの回数はあるので、もう1度やろうとスケジュールを確認したところ空きがありませんでした。そこで先生に、ある理由をつけて特別枠で参加させてもらうことしました。それは・・・
紙芝居です。日本人には当たり前ですが、実は海外にはありません。前に先生と連絡帳アプリで会話をしている時に、日本発祥のこの読み聞かせ手法に興味があるということだったので、「それだったらクラスのみんなに読んであげましょうか」と提案したんです。
そこまでして何故また保護者の読み聞かせに参加したかったのかというと、前回やった時に息子が大喜びしてくれたからです。
他の家庭は、このようなイベントがなくても、普段から送り迎えの時に学校に来てくれているようなのですが、うちはワンオペシングルファザーなので、スクールバスを利用することがほとんどです。だから、親が学校に来てくれて、且つクラスメイトの前で本を読んでくれたというのが、よほど嬉しかったんでしょうね
先週熱が出て体調を崩していましたが、昨日この読み聞かせがあったので、どうしても体調を元に戻しておかなければならなかったのです。
今回は、自分が教室に入った途端に息子が自分に駆け寄ってきて、足にしがみついてきました。その時の満面の笑顔は今でも目に焼き付いています。
紙芝居を読んでいる時も息子はずっと興奮していて、最初は自分のすぐ隣でみんな一緒に話を聞いていたのですが・・・
途中から声を出して自分と一緒に読み始めました
教室の滞在時間はわずか10分くらいだったのですが、まさか息子がここまで喜んでくれるとは想像していなかったので、先生にお願いして特別枠で読み聞かせをさせてもらって本当に良かったと思いました。
KAMISHIBAIという日本文化を息子のクラスメイトに紹介することもでき、有意義な時間となりました。この学校でこういうイベントに参加することはもうありませんが、アメリカの保育園で同じような機会があれば、是非やってみたいと思います