サロ活を始めて9ヶ月が経ったサロカツ(@sarokatsu)です。代理母マッチングまであともう少しというところまできていて、代理母エージェントとの連絡も活発になっています。今日はそんなエージェントの選び方について自分の考えを書いてみたいと思います。
前にも触れたように、代理母仲介は認可事業ではないので、極論すると誰でも始めることができます。高い志を持っているエージェントが大多数だとは思いますが、残念ながら一部には営利主義に走るエージェントもいるでしょう。また、提供しているサービスにも若干違いがあり、シンプルに代理母マッチングだけをしてくれるところもあれば、専任弁護士が事前の法務チェックや代理母との契約書作成まで行ってくれるところもあります。当然サービスが手厚ければ費用も高くなる傾向にあり、エージェントによってその額は$100,000〜$150,000と開きがあります。
アメリカの代表的なエージェントだけでもSame Love Surrogacy、Surro Connections、Creative Family Connections、All Familieis Surrogacy、Northwest Surrogacy Center、と枚挙に暇がなく、この中から自分に合ったエージェントを見つけるのは簡単ではありません。サロ活は代理母探しから出産までを含めると2年近くかかるプロジェクトですから、サービス内容や費用だけでエージェントを決めてしまわず、自分との相性を見極めることも重要です。
相性ばかりはデスクトップリサーチでは確かめられないので、気になるエージェントがいたら、積極的に連絡を取ってみると良いでしょう。大抵どのエージェントも無料の初回カウンセリングを行っていますから、そこで自分が疑問に思っていることを遠慮なく質問してください。自分が初回カウンセリングで各エージェントに確認したのは以下の内容でした。
話しやすいかだけでなく、質問に対して的確な回答が帰ってくるかも重要なチェックポイントです。適当なことを言って誤魔化そうとしていないか、実績がないのであればそれを正直に認めた上で誠意のある回答をしているかを確認しましょう。
初回カウンセリングの感触が良く、話をもう少し進めてみたいということであれば、次に具体的な契約に向けた話をしてみてください。契約書の雛形ももらって、契約内容に目を通すことも重要です。IPに不利な内容になっていないか、カウンセリングで伝えられた内容と齟齬がないかなどをチェックしましょう。
納得いかないところがあれば交渉してみることも大事です。口うるさいクライアントだと思われないか心配するかもしれませんが、こちらの本気度を示すことにもなりますし、「このクライアントは特にしっかりケアしないといけないな」という意識を喚起することにもなりますから、結果はどうであれ交渉してみることは価値のあることです。
この時点でいい加減な対応をするようなエージェントは、そこで篩に掛けてしまいましょう。代理母出産は、高い買い物であるばかりでなく、家族を迎えるという人生の一大イベントです。不動産や車を購入する時も時間をかけて選ぶかと思いますが、それ以上に悩んで相談して決断を下しましょう。