アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

インターナショナルスクールらしい授業

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

昨年8月に入学したインターナショナルスクールですが、今年度も残すところあと1ヶ月となりました。

 

その集大成のひとつとして、先日Student Led Conference(SLC)と呼ばれるイベントがありました。

 

SLCとは、生徒が主体的に自分の学習について発表する機会で、今回は息子が先生に扮して、普段生徒が何をやっているのかを説明しながら、校内を案内してくれました。

 

例えば、毎朝先生が進行している朝の会を真似て、生徒役の自分に質問をしてきたり、ホワイトボードに書いてあることを読み上げるように指示してきます。

 

↑「朝の会」を進行している息子

 

他にも、お絵描きや粘土、読み書きの道具が用意されたアクティビティステーションが10以上用意されていて、普段どんなことをやっているのかを説明してくれました。

 

SLCに先立ち、保護者には事前に趣旨や聞き役に徹するようになどの注意事項が知らされていたので、自分も話し過ぎないように注意しました。こうやって3歳のうちから自分で発表する機会を与えるところが、一般的な日本の教育と違ったインターナショナルスクールの特徴のひとつではないでしょうか(日本だと、自分の意見を伝えることよりも、先生の話を聞いたり、周りと合わせることを重視する印象があります)。

 

英語が母語でない子の中には、自分の第1言語で親と会話をしている生徒もいましたが、息子は最初から最後まで英語で話していました。家庭内言語は完全に日本語なので、英語を話す息子の姿を見るのはとても新鮮でしたデレデレ話している相手に関わらず、学校では英語を話すものだと認識しているのかもしれません。

 

日本語に比べたら英語の表現力は当然乏しいですが、英語環境で学習を始めてまだ9ヶ月しか経っていない訳ですから、英語に苦手意識を持たず、楽しんでコミュニケーションが取れていれば親としては十分だと考えています。

 

息子は今の学校が好きなので、来年も同じ学校に通わせられたら良いのですが、残念ながら自分のアメリカ留学に伴い、来月中旬からは現地の保育園へ転校することが決まっています笑い泣き

 

ただ、その保育園では、Play-based Learningという、遊びを通じて言語や問題解決、数学の能力を伸ばしていく教育手法が採用されていて、今通っている学校にもその思想が流れています。だから学校は変われども、息子の可能性を同じように伸ばせてくれることを期待しています。