1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻♂️
先月末に会社を辞めたので、今まで使っていた健康保険証が使えなくなりました。退職後すぐに他の会社に転職するなら、その会社の健康保険に新たに加入することができますが、仕事に就かない人の場合には、2つの選択肢があります。
ひとつは国民健康保険です。国民健康保険は、一般的に自営業者や年金受給者、無職に人などが加入しています。管轄する地方自治体によって条件や保険料率などが違っていて、所得や年齢、被保険者の人数などに基づいて算出されることが多いようです。
もうひとつは任意継続被保険者制度で、会社を辞めた後でも、退職前と同じ健康保険に最長2年間の加入できます。健康保険組合によって保険料率や付加給付が違っていますが、被扶養者も保険に加入できるため、家族の人数にかかわらず保険料が増えることはないというのが国民保険との大きな違いです。
どちらが良いかは扶養家族の有無や前年の収入によりますが、自分は任意継続を選びました。というのも、自分の場合は、保険料の試算をしてみたところ、国民健康保険だと年間約100万円、任意継続だと年間約50万円と、国民保険の方が50万円も高かったからです
高い保険料を納めたからといってより良い医療サービスが受けられるわけではないですし、むしろ会社で入っていた健康保険組合の方が、医療費が高額になった場合に自己負担額の一部を還元する付加給付制度が充実しているくらいです。だから国民保険と任意継続のどちらにするかで迷うことはありませんでした。
ただし、任意継続の手続きをは退職日の翌日から20日以内でないと行えないという制限があるので、退職日の翌日すぐに申請書を健康保険組合に郵送しました。ゴールデンウィークがありましたが、それでもゴールデンウィーク明けには新しい健康保険証を用意してもらえました。通常は自宅に郵送されますが、自分の場合は日本に家がないので、一時帰国した際に、健康保険組合の事務所に直接取りに行きました。
自分のように海外移住する人は、海外転出届を出せば健康保険の加入義務がなくなるので、健康保険料を払わないという3つ目の選択肢もあります。無職の自分にとって年間50万円の出費は大きいので、健康保険に加入しないことも検討しましが、一時帰国した時や、万が一留学中に大病を患った場合に、日本の医療機関を利用できるように、とりあえずは一旦任意継続することにしました。