アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

日本で代理出産ができる日がくるまで

このブロガーさんも仰ってますが、海外での代理出産は、費用がかかるだけでなく、子供の生まれた後、見知らぬ土地で頼れる人も少ない状況で子育てをしなければならないなど、様々な負担が親にかかってきます。日本国内で代理出産ができるようになれば、少しは負担が軽減しますが、世論形成や法整備には最低10年はかかるのではないでしょうか。

 

そんなこともあり、海外での代理出産について相談してくる方が最近増えています。ご自身で色々と調べて、単純に精神的な後押しだけが必要な方もいれば、信頼できる日本語の情報がなくて、自分にアドバイスを求めてくる方もいます。最近では、日本語対応のエージェントも増えてきましたが、代理母選定のプロセスがブラックボックスになっていたり、クリニックを自由に選ぶことができなかったりと、一長一短があるようです。

 

代理出産の成功は、信頼できる代理母とクリニックの選定にかかっているので、代理母選定のプロセスが分からない(あるいはハードルが低い)であったり、より成功率が高いクリニックがあるのに選ばせてもらえないとなると、日本語が通じるメリットよりも、デメリットの方が多くなってしまうと自分は考えています。それだったら、自分で通訳を雇ってでも、納得のいくエージェントを選んだ方が、少なくとも時間とコストの節約にはなるはずです。

 

とは言え、日本語が通じるという安心感に重きを置く方もいるので、最終的にはIPの自己責任で判断してもらっています。自分は、良い情報も悪い情報も可能な限り提供して、納得のいく判断を下してもらえるお手伝いをするという役回りに徹しています。日本で代理出産ができるようになるまで、ひとりでも多くのIPが海外で満足のいくサロ活ができることを願っています。