1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻♂️
最近会社で人間関係がうまくいってなくて非常に居心地が悪いです
せめてお昼の時間くらい息抜きしたくて、昨日は会社を抜けて20年来の友達とお茶してきました。
この友達とは、なんでも話す仲なのですが、年明けにリストラに遭っていたと告白され驚きました。彼女は自分と同じようにアメリカ企業に勤めているので、リストラの仕方もとても似ていて興味深かったです
まず会社全体にリストラを実施する旨アナウンスされます。そして数日内に退職勧告される人には上司との面談が入ります。
友人の場合は、面談が入ったものの、年末年始の過ごし方など世間話が続いたので、リストラは免れたとき抜いていたら、5分後に普段会話することのない人事が入ってきて、すぐに自分がリストラ対象であることを悟ったそうです。
アメリカだと、その日のうちに私物をまとめて出て行くように言われることもありますが、日本は良くも悪くも労働者が守られているので、即日解雇になることは稀です。その代わり、すぐに自宅待機を命じられて、会社には来なくて良い(その間の給与は出る)と言われることがあります。
彼女の場合もそうで、有給休暇は買い取ってもらい、正式に退職するまでの約1ヶ月は自宅待機となり、業務引継などを多少の業務は発生していましたが、それ以外は何をしても良かったそうです。
状況によってはこの「自宅待機期間」をもう少しくれたり、一切業務をしなくて良かったりします。特に、能力は高いけれど会社の都合で解雇されてしまう人は条件が良くなり、人事評価が悪い人は法定内の対応しかしてくれない印象があります。
因みに自分が以前勤めていたベンチャー企業は破格の4ヶ月をくれ、さらに特別退職金として4ヶ月分の給与を一括払いしてもらう代わりにすぐ辞めるか、4ヶ月間「自宅待機」をするかを選ばせてくれました。
すぐに転職先を見つけられる自信のある人は前者を選んでいましたが、そうでない人は、働いてない期間があると再就職にマイナスの影響を及ぼすことを恐れて、雇用状態を維持したまま転職活動をしていました。
こうやって見ると外資系企業は優しいんだか厳しいんだか分からなくなってきますよね。ひとつ確実に言えることは、こうやって機動的なリストラができるからこそ、本当に必要な人には手厚い待遇を支払えるのでしょう。